4
かたい庭
(西脇順三郎詩集「旅人かへらず」)
なんと短い詩であることよ。1,2,3と読んできて、4のこの一節。固い庭は放置された庭なのか、
故園の忘れ去られた庭か、そう思うと味わいも感じられる。
庭など、住む人の人生によっては、一番に放棄されたり、余裕と実力を誇示するには最適のものであったりする。
たしかに、この「かたい庭」はさみしさの象徴だ。
今日も、午後、少し仕事に行った。
その前に、午前中は、「山中さんを支援する会」の通信に書いていただく文章の寄稿のお願いに行った。
その方のお屋敷は、閑雅な庭に苔むして、時間が止まっている感じがした。
山中さんの裁判のことや、学園のことを、その方は大変心配していると仰った。
寄稿は、ちゃんと肩書きも氏名も明かして書くと仰った。快諾していただいて、うれしい気持ちでお宅を辞した。
お昼は、野菜たっぷりのラーメン。
3時に帰って、4時から畑の畝を作った。明日だけ晴れの予報だったので、約一時間半鍬を持った。労働は楽しい。一人、暮れなずむ夕空の下、耕した。
その後は、近くのさつき温泉に浸かりに行った。労働の後の疲れを取った。
夜は、秋刀魚を喰う。大根をおろした。野菜炒めに八丁味噌をつけて食す。美味。調子に乗ってウウィスキーをハイボールで飲む。おろかしいほど熟睡した。
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