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梨の花の散る時分
松の枝を分けながら
山寺の坊主のところへ遊びに行く
都に住める女のもとに行って留守
寺男から甘酒をもらって飲んだ
淋しきものは我が身なりけり
(西脇順三郎詩集「旅人かへらず」)
「都に住める女のもとに行って」というのがいい。伊勢物語風だ。
朝から、一生懸命手紙書く。「山中保一さんを支援する会」の通信に寄稿してくださる方が、山中さんのいろんな業績や活動実績を教えてくれとの手紙をもらったからだ。
ありがたいことだ。
続いて仕事に行く。午前で終わり、妻とチャーハン大盛とチャーシューメンを食べる。いつもの店で。ご主人が高倉健に似ていると我々の間では評判である。
帰りに山の店に寄った。妻の山靴がきついので少し伸ばしてもらうため。
そこで10年ぶりに昔の教え子に会った。
彼もまだ山に登っているらしい。10歳の子供と登っているという。
その友人のもう一人の教え子にも連絡をしてくれて、彼とも7年ぶりに電話で話した。
とある銀行の支店長をしているという。彼は世界の七大陸の最高峰に登った男だ。
こんなうれしい日もある。
そのあと、支援する会のHPの打ち合わせに行き、そのあとまた原稿依頼に行って、快諾いただいた。
ありがたいことだ。いい出会い一日だった。
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