ブナ |
むさし境から調布へぬける道
細長い顔
いぬたで
えのころ草
49
きりぎりすの声
驚き心はせかる
昔の女の夢みる
50
どんぐりの実のやさしき
(西脇順三郎詩集「旅人かへらず」)
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秋色濃き、道は続く。
歩いてこそ、景色は変わる。
私たちの眠りのあいだに、秋は装う。
簡単なことだ、眠ろう。
自分のため、せめて夜に活動するいきもののため。
火を吹き消して、闇の中に動物のように眠る。
グラデーションがきれいだった |
がまずみ |
午前。「山中さんを支援する会」のことを、話する機会に恵まれたため、準備する。
午後、津に行く。
話する。共感を得る。
協力の約束を得る。
感謝だ。
「支援する会」のHPが、
明日公開。
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今日の「天声人語」は、
井伏鱒二の「逸題」の話だった。
わが「天声豹語」は、昨日、
井伏鱒二の「逸題」が語られた。
一日早いのが自分で自慢だった。
天声人語子は、実は私の大昔の知己。
彼には、いつも声援を送っている。
がんばれ「天声人語」、がんばるぞ「天声豹語」!
なんのこっちゃ!?
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今日はおまけの、秋の俳句。
くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏
新涼や白きてのひらあしのうら 川端茅舎
仲秋や月明かに人老いし 高浜虚子
晩秋や風樹の中の一ベンチ 大野林火
同棲や秋暁男のみ覚めて 堀井春一郎
秋の夜の憤ろしき何々ぞ 石田波郷
遥かなるものばかりなる夜寒かな 石田波郷
秋深き隣は何をする人ぞ 芭蕉
鑑賞ありがとうございました
頓首
山中保一君を支援する会の通信を拝読しました。貴君の努力に敬意を払います。多くの方々からのメッセージ、読むほどに山中君や貴君の人柄の成せるものと思います。山中君の倉田先生への感謝の文がありますが、本当に倉田先生のおかげでここまでの公判が維持されてきたと思います。望ましい判決を期待します。
返信削除西脇順三郎の詩49の、「昔の女の夢見る。」う~ん。共感。私らしいかな。