98
西脇順三郎1933 |
梅雨にしめる
黒い石のひややかに
夏の夜明
99
ゴブラン織の淋しさ
ゴブラン織に織られた
裸の女の
淋しさ
100
垣根の
春の
淋しさ
(西脇順三郎詩集「旅人かへらず」)
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「淋しさ」、なんでも淋しくなるらしい。「淋しさ」の連発だが、
「淋しさゆえに我存在す」といっていいくらい、この詩人にとっては、
あらゆるもののかそけき淋しさが、気になるのである。
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昨日ガタピシを直した、台所と居間のガラス戸を電気サンダーで磨いた。 部屋が明るくなった。
「山中さんを支援する会」の会計の中間決算をする。
カレー屋さんに電話。元気だった。よかった。
冬支度。
夕ごはん・カキフライ
お土産の黄鮒最中と西脇順三郎全集 |
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