71
あんまりきれいだったのでホウレンソウ |
河柳の葉に
毛きり虫の歩く
夏の淋しき
72
昔法師の書いた本に
桂の樹をほめてゐた
その樹がみたさに
むさし野をめぐり歩いたが
一本もなかった
だが学校の便所のわきに
その貧しき一本がまがつてゐた
そのをかしさの淋しき
(西脇順三郎詩集「旅人かへらず」)
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72、が昔から好きだ。「学校の便所のわき」がいい。
たしか、桂の樹はお月様に生えている樹だったはず。
なんで本の中の樹が気になって歩いているのだろう、と思うとおかしい。しかし、なんてゆかしいことか。
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今日は仕事は無し。
お米を買いに菰野町に行く。7時半に到着。聖人のようなご夫婦と
話して、清らかな気持ちで帰る。
朝から東の畑の里芋を12株ほど掘る。ほくほくぼくぼくの里芋大収穫。
これを、私の老母に午後届けに行く。伊賀まで行った。わが実家は、穀物は育たない、作らないからだ、サルにみんな食われるから作らないのだ、そのために必死に掘って疲れた、つまり、サルのおかげで疲れたのだ。サルの奴め!
伊賀に行く前に、津に行く。「山中さんを支援する会」の話を聞いてくれる人がいるから行って話をした。
伊賀の実家では夕ご飯いただく。
帰りにお酒の量販店に寄った。
リトアニアのチーズが「訳あり」と書いて
売っていたので買った。
帰って見たら、賞味期限が10月9日だった。
すぐに食べた、ウイスキーを飲んだ。
マイタケの天ぷらが一番美味! |
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