2015年11月8日日曜日

終日活動し過ぎだった


烏瓜、今年もありがとう
 11月4日のこと

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なでしこの花の模様のついた
のれんの下から見える
庭の石
庭下駄のくづがへる
何人もゐない
何事かある

(西脇順三郎詩集「旅人かへらず」)

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「のれん」というのは、なかなか思わせぶりなものだ。
漢字で書いても、「暖簾」だから、あったかいすだれなのだが、
この詩のように、目隠しの暖簾の下から向こうが見えるのも、
思わせぶりで、かえってリアルなのだ。

この暖簾の外から、暖簾の中の家の中を見ているのだろう。
中庭には、家人の人生が一番あらわになるのだろう。
建築を見ると、そこにある人生が実に物悲しくなる。
人よりもより人を表すのが建物かもしれない。

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東の畑

この日は、たくさん動いた、そのおかげで少し体調をくずしたのだから、あとで、ため込んだ日記で反省するのもいいのかもしれない。

朝から、庭の掃除して、垣根に絡みついた烏瓜を眺めた。

その後、昨日植えた玉ねぎに水やりに行く。エンドウにもソラマメにも。タンクで水を運ぶのだ。

そして仕事。半日だけ。その後、山に向かう。小さな山に登る。
眺望は素晴らしい。紅葉を楽しむ。
一日中、動いた。



紅葉を見つける
仰ぎ見る


                         
引き寄せる

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