昨日のブログでは、小生相当志 萎えておりましたので、三好達治の「志おとろへし日」を思い浮かべました。
三好達治の詩の言葉は、私にやすらぎを与えてくれます。その詩を写します。
志おとろへし日
こころざしおとろへし日は
いかにせましな
手にふるき筆をとりもち
あたらしき紙をくりのべ
とほき日のうたのひとふし
情感のうせしなきがら
したためつかつは誦(しょう)しつ
かかる日のくるるまで
こころざしおとろへし日は
いかにせましな
冬の日の黄なるやちまた
つつましく人住む小路
ゆきゆきてふと海を見つ
波のこゑひびかふ卓に
甘からぬさけをふふみつ
かかる日のくるるまで
この詩を引用して手紙をくれた友人も亡くなって五年になります。
私たちに関係なく、詩は残ります。
物が滅びても言葉は残るんだな、と感慨を深くした一日でした。
やったこと・・・里芋の植え付け、庭を掃いたこと、築山の草を抜いたこと
畑に石灰を撒いたこと、農家の友人と選挙と政治の話をしたこと
きれいな花の写真ですね!人の心もみんなこんなにきれいだといいのに・・・
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