2016年3月2日水曜日

山中保一さんに春が雪のプレゼント!



ついに買った三好達治詩全集!


3月1日(火)

春の岬

春の岬旅のおはりの鷗どり
浮きつつ遠くなりにけるかも

(三好達治「測量船」)


きょうは、朝、窓を開けると一面の雪。
おどろく。そして、よろこぶ。
三月にして、雪、わが伊勢の国の春は、
日曜日野登山で今春初対面のキブシ
南の地方に雪が降って始まるからだ。
それにしても・・・。




太郎眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

(三好達治「測量船」)

今日は雪の卒業式。あの卒業式を思い出した。
山中保一さんが、法人理事長により、事実無根の理由で
校長を解任され、法人は解任しておいて、卒業式1日だけ校長として
卒業式を勤めさせた、あの日から、4年経つ。
あれから4年、山中保一さんは解雇されたままだ。
無茶苦茶な理事が経営する鈴鹿高校。
人知れず咲く、椿、誰かさんみたいだ!誰かな?

山中さんは、解雇無効を訴えて裁判を起こしたが、
一審の津地裁は法人側の荒唐無稽な理由ばかりを聞き入れて、
山中さんの訴えを却下した。
無茶苦茶な津地裁の判決。

まともな審理を求めて、山中さんは高裁に控訴された。
今度は、まともな審理がされると、期待している。
花火のようにしだれ落ちる梅、鈴鹿市国分神社にて。


この花のように、寒さの中に、春を迎えに行く人を大事にしたい。
今日の雪も、山中さんへのエールだったと思う。
みなさんに、これからの長いたたかいの支援をおねがいします。